株取引の方法を解説!


株取引で出来高と株価の関係

売買が成立した株数のことを「出来高」と呼びます。例えば、買い/売りそれぞれ100万株の注文があって、それらがすべて成立すれば、出来高は100万株になります。

基本的に、出来高の動きは株価の動きと似たものになります。株価が上がってくると、「今買えば儲かるだろう」と考える人が増えて、買い注文が増えます。これに対して、その株を持っていた人は「今売れば儲けることができる」と考えるので、売り注文も増えます。そのため、出来高も増えていきます。

これに対して、株価が下がると、買う人は「今買っても損をするだけだ」と思うので、買い注文は減ります。また、売る側も「今売ってもあまり儲からない(あるいは損をする)」と考えて、売り注文を出しにくくなります。このように、株価が下がると出来高も減る傾向があります。

p28.jpg次の図は、川崎重工業の週足チャートで株価と出来高の動きを比較してみた例です。株価と出来高がおおむね連動して動いていることが分かります。また、図中の①や②のように、株価が大きく伸びたところでは、出来高も大きく伸びていることが分かります。

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