株取引の方法を解説!


株取引で転換線と基準線で株価のトレンドを判断

まず、転換線と基準線から見ていきましょう。基準線は、株価の方向性(トレンド)を表すものです。株価が上昇トレンドなら、基準線も上昇します。遂に、株価が下落トレンドならば基準線も下落します。転換線は基準線より計算期間が短いので、より株価に近い動きをします。

また、株価が上昇トレンドの時には、上から株価→転換線→基準線の順に並びます。逆に、下落トレンドになると、上から基準線→転換線→株価の順になります。

さらに、株価が下落トレンドから上昇トレンドに変わると、転換線が基準線を下から上に抜きます。これを「好転」と呼び、買いのタイミングと判断します。遂に、株価が上昇トレンドから下落トレンドに変わると、転視線が基準線を上から下に抜きます。これを「逆転」と呼び、売りのタイミングと判断します。
p73.jpg転換線/基準線は、それぞれ9日/26日という期間で計算しているので、短期的な株価の方向を見ることになります。

●転換線と基準線の例
図はトヨタ自動車の2003年1月~7月の日足チャート転換線と基準線の例です。2003年1月に転換線が基準線を上から下に抜いて、逆転の形になっています。そのあと株価はしばらく下落が続いていることが分かります。

また、2003年5月には転換線が基準線を下から上に抜き、好転の形になっています。そのあとの株価は、7月に逆転する直前まで、好調に推移しています。


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