株取引の方法を解説!


株取引でRSIの意味

計算期間の間に株価が毎日値上がりしたとすると、値動きはすべて値上がりになります。したがって、RSIの計算式の分母と分子が同じ値になり、RSIの値は100%になります。

計算期間の間に株価が毎日値下がりした場合は、値上がり幅の合計はOになります。つまり、計算式の分子がOになるので、RSIの値はO%になります。実際には、株価が毎日値上がり/値下がりすることはめったにないので、RSIはO%~100%の間の値をとることになります。一般的には、株価が上昇傾向になるとRSIの値も上昇し、下落傾向になるとRSIの値も下落します。

乖離率を学習しましたが、乖離率には値の上限/下限がありません。これに対して、RSIは下限がO%、上限が100%で、限度がはっきりしている点がメリットです。
p90.jpgまた、株価が急激に値上がりすると、RSIも高い値を取ります。この反面、株価が急落すると、RSIも低い値を取ります。図は、2004年9月~2005年3月の日経平均株価の日足に、14日RSIを入れたチャートの例です。株価とRSIの動きが比較的一致していて、株価が上がるとRSIも上がり、株価が下がるとRSIも下がる傾向が見えます。

なお、Yahoo!ファイナンスでは14日RSIを表示することができます。そのほか、ケンミレ株式情報や日経スマートチャートでも表示することができます。


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