株取引の方法を解説!


株取引でRSIによる売買タイミングの判断

RSIはO%~100%の間を動きますが、その範囲をまんべんなく動くのではありません。O%に近づくのは、株価がかなり下落したときになります。これに対して、RSIが100%に近づくのは、株価がかなり上昇したときになります。

一般には、RSIが30%を下回ったら株価が下がりすぎなので、反発を狙って買うとよいとされています。また、RSIが70%を上回ったら株価が上がり過ぎなので、値下がりする前に売るべきだとされています。

●売買判断の例
次の図は、2004年1月以降のトヨタ自動車の日足チャートに、14日RSIを入れた例です。

p91.jpgこのチャートを見ると、RSIが30%を割り込んで底打ちした日が数か所あります(実線の長方形の枠で囲んだ所)。それらの日を見ると、おおむね短期的な底値に一致していることが分かります。

また、RSIが70%を超えて天井を打った日も、数か所あります(点線の長方形の枠で囲んだ所)。これらの日を見ると、2004年6月を除いては、ほぼ短期的な高値に一致していることが分かります。

このように、RSIが30%を割って底打ちした時点で買い、70%を超えて天井を打った時点で売れば、そこそこの利益を得ることができそうです。ただし、このチャートを見ると、RSIが30%を割って反転したあと、RSIが70%を超える前に値下がりになっている所が何か所かあります(図中で点線の楕円で囲んだ部分)。このような場合も出てきますが、そのときにはRSIが下がりだした時点で売っておいて、損失にならないようにすることが必要です。


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