株取引の方法を解説!


株取引では移動平均線で買いポイントを判断

グランビルの法則を紹介しましたが、これを日足チャートに適用すれば、短期売買での買いポイントを探すこともできます。 10日や25日などの期間の短い移動平均線を使い、それと株価との関係で売買タイミングを判断します。

次の図は、NECの2004年9月~2005年4月の日足チャートに、25日移動平均線を入れた例です。図中には買いポイントが2つあります。

買いポイント①は、株価がしばらく下落してきたあと、移動平均線を大きく上に抜いて、トレンドが一変したと思われるところです。グランビルの法則で言えば、1番目の買い法則にあたります。このような動きをしたあとには、しばらく上昇することが予想されるので、買いのポイントと判断します。

また、買いポイント②は、2月3日に株価が移動平均線を上回り、2月7日に高値で625円をつけて、いったん伸び悩んで2月10日に安値で614円をつけたものの、2月14日に終値で629円をつけたところです。株価がいったん上がった後、移動平均線に向かって若干下がり、移動平均線を下回らずに再度上昇しているので、グランビルの法則では買い法則3にあたります。
p107.jpg買いポイント②では、株価はその後1か月ほどで1割ほど上昇し、短期で儲けることができています。ただし、買いポイント①では株価は思ったほど上昇せずに終わっています。このようにうまくいかないこともありますが、その場合にはしっかりと損切りを行うことが必要です。

 

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