株取引の方法を解説!


株取引で短期売買での売り方

短期売買やデイトレードでは、1回ごとの売買で大きな利益を取ることは難しいものです。大きく儲けようと欲張ると、えてして失敗して損をしてしまうことが多くなります。したがって、売りは欲張らずに、利益を地道に積み上げるようにすることをお勧めします。

次の図は、2002年1月~2005年4月の817日間の日経平均株価で、日々の終値が始値よりどの程度値上がり(値下がり)するかを調べ、その頻度をグラフ化したものです。それぞれの値動き幅の日が817日の間に何日あったのかを示しています。これを見ると、1日に1%以上値上がりするような日は全体の16%しがないことが分かります。
p109.jpg個別銘柄の値動きは日経平均株価よりも大きくなるので、1%より大きな値動きになる日も多くなります。しかし、小幅な値動きで終わることの方がはるかに多く、あまり多くの儲けを狙うと、儲け損ねることが多くなります。

デイトレードなら、1日に1%も儲かれば十分すぎると思った方が良いでしょう。また、数日~数週間の短期売買でも、良くても10%程度で、それ以下の儲けにしかならないことがほとんどです。

そこで、「何%値上がりしたら売る」ということをあらかじめ決めておいて、買い注文が通ったら、その水準に売り注文を出しておくようにすることをおすすめします。


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