株取引の方法を解説!


株の短期取引では自動売買が必須

短期売買やデイトレードでは、チャート分析を主体にして、売買のやり方をシステム化し、機械的に売買することが重要です。

中長期の売買でもそうですが、短期売買では特に「希望的観測」は禁物です。短期売買では利幅を稼ぎにくいので、できるだけ損失を抑えることが必要です。そのため「もう少し持っていれば上がるかも」というような希望的観測を持っていると、その間に株価が下がってしまい、損失が拡大して、それが命取りになりやすくなります。

このようなミスを防ぐために、買いのタイミングの決め方や、いくら儲かったら利益確定するのか、あるいはいくら損をしたら損切りするのかといったことをきっちりと決めておいて、それに沿った売買をするようにします。


売買のパターンを決めても、手動で売買しているとついつい感情が入ってしまい、損切りをし損ねたりすることにつながります。パターンに沿って売買するなら、自動売買を最大限に活用すべきです。

日中、仕事で忙しいサラリーマンでも夜のうちに銘柄を選択して自動売買のパターンに沿って買いを入れておけば、日中、自動的に取引を行ってくれます。また、これらの売買の動きを携帯電話でいちいち確認することができる証券会社もあります。

例えば、次のようなパターンで売買をするとしましょう。
①株価が直近の高値を上回ったら買う
②買値から5%値上がりしたら売る
③買値から3%値下がりしたら損切りする
p110.jpg①は、株価がある水準を上回ったら買うものなので、通常の指値ではなく、逆指値注文を使うことになります。また、②と③の売りですが、②は通常の指値の売り注文で、③は連指値の売り注文です。したがって、指値注文と連指値注文を同時に出すタイプの自動売買をすることになります(カブドットコム証券ならW指値、マネックス・ビーンズ証券ならツイン指値)。

また、①の買いと②/③の売りは一連のものであり、買い注文と同時に売り注文も出すタイプの自動売買を利用することができます(カブドットコム証券ならUターン注文、マネックス・ビーンズ証券ならリバース注文)。


例えば、直近の高値が498円であれば、以下のような一連の注文を出すことが考えられます。

①株価が498円を上回ったら、500円で買うように逆指値注文を出す
②①の買い注文と同時に、525円(=500円十500円×5%)の指値の売り注文と、485円(=500円-500円×3%)を下回ったときに売る逆指値注文を出す

また、上記の注文をカブドットコム証券で行うと、次の画面のようになります。
p111.jpg


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