株取引の方法を解説!


株取引で信用取引の売買注文の方法

現物取引の場合、「新規に買う」か、「買って持っている株を売る」という2つの取引があります。これに対して、信用取引の場合、空売りをすることができるので、「買い新規」「売り新規」「買い返済」「売り返済」の4つの取引が存在します。

p119.jpg「買い新規」は、空買いをすることを指します。空買いをしたあとは、その株を売ってお金を返済するので、「買い新規」には「売り返済」が対応します。
 
「売り新規」は空売りをすることを指します。空売りでは、株を借りてきて売るので、返済の際には株を買い戻すことが必要です。したがって、「売り新規」には「買い返済」が対応します。

注文の手順自体は、現物注文の場合とほとんど同じです。新規に信用取引を始める場合は、買い新規/売り新規のどちらを行うかを選び、取引する銘柄/株数/指値か成り行きかといったことを指定します。例えば、「トヨタ自動車を、指値を4,000円で100株新規に空売りする」というように指定することになります。
p120.jpgまた、既存の取引を終えて売り返済もしくは買い返済をする場合も、取引する銘柄などの情報を指定します。
 
なお、新規に買いまたは売りを行って、まだ決済していない残高のことを、「建玉」(たてぎょく)と呼びます。買って返済していない分は「買い建玉」、空売りをして買い戻していない分は「売り建玉」と呼びます。


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