株取引の方法を解説!


株取引で株価の動きを見て空売りタイミングを判断する

株価チャートや各種のテクニカル指標を組み合わせることで、空売りのタイミングを判断することができます。

まず、株価チャートで株価の動きを見て、空売りのタイミングを判断する方法が考えられます。例えば、株価が下落トレンドの時に、直近の安値を下回って株価が下落する場合は、空売りのタイミングとなります。このほか、ダブルトップ型やヘッドアンドショルダー型でネックラインを割ったところや、保ち合いのパターンで下側のトレンドラインを割ったところなどが、空売りのタイミングとして適しています。

次の図は、マブチモーターの2004年以降の週足チャートです。2004年2月頃から10月頃にかけて、フラッグ型の保ち合いが続いていますが、2004年11月にその下側のトレンドラインを切って株価が下落しています。ここが1つ目の空売りのポイントです(図中の「空売りポイント①」)。

p123.jpgまた、2005年2月には直近の安値を下回って株価が下落しています。ここも空売りのポイントになります(図中の「空売りポイント②」)。

ただし、空売りポイント①では、そのあとに株価が若干リバウンドしていて、空売りに成功しているとは言いがたい状態です。このように、空売りの形になったからと言って、必ずしも成功するとは限りません。失敗した場合は、損切りを行うことが必要です。
 

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